SNSや大手Q&Aサイト、ITサポートデスクの現場では、日々メール不達に関する切実な声が寄せられています。
特に顕著なのが、キャリアメール 届かない docomo au softbankに関するトラブルです。取材に応じた大手ECサイトのカスタマーサポート担当者は次のように証言します。
「お客様から『注文確認メールが届かない』とお叱りを受けるケースの7割以上が、キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)をご利用の方です。各携帯キャリアの迷惑メールフィルターは出荷時のデフォルト設定が非常に厳しく、パソコンから送信されたメールやURLリンクを含むメールを一括拒否する仕様になっています。お客様側でドメイン指定受信を設定していただかない限り、こちらから何度再送しても届きません」
ネット上のコミュニティでも「キャリアメールを使っていたせいでイベントの当選通知が消滅した」「銀行のワンタイムパスワードが受信できずログインできない」といった悲鳴が日常的に投稿されています。スマートフォンの普及初期から続くこの構造的な問題は、キャリア独自のセキュリティ基準と現代のオープンなWeb規格との間に生じた深い溝を物語っています。