振替輸送とよく混同される言葉に「代行輸送(代行バス)」があります。言葉は似ていますが、その役割と運用実態は大きく異なります。
振替輸送と代行輸送の違いは以下の通りです。
- 振替輸送:既存の「他社路線」や「自社の別ルート」を活用して迂回してもらう仕組み。設備投資や車両の手配を伴わず、協定路線へ乗客を誘導する。
- 代行輸送:土砂崩れや橋梁損傷、大規模工事などで線路が長期間使えない際、鉄道会社自らがバス会社等を手配し、不通となった区間そのものをバスなどで直接輸送する仕組み。
日常の通勤時間帯に起きる一時的な信号トラブルや人身事故などで運行されるのは基本的に「振替輸送」であり、バスによる「代行輸送」は長時間の復旧作業が見込まれる特定ケースに限られます。