山田孝之さんの名を一躍スターダムへ押し上げたのが、2003年放送のフジテレビ系ドラマ『WATER BOYS(ウォーターボーイズ)』です。シンクロナイズドスイミングに打ち込む男子高校生・進藤勘九郎役で地上波連続ドラマ初主演を果たしました。日焼けした健康的な肉体と、劇中で見せた無垢で澄んだ笑顔は全国の視聴者を虜にし、作品は高視聴率を記録しました。
そして翌2004年、社会現象となったTBS系ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』で主人公・松本朔太郎役を熱演。白血病に侵されたヒロインを全身全霊で愛し、その死に直面して絶望する青年を、涙と叫びをもって演じ切りました。
当時のドラマカットや画像が現在でも語り継がれる理由は、単なる美形という枠を超え、「見る者の胸を締めつけるほどの切なさを宿した瞳」にあります。この作品で山田さんは第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞し、名実ともに若手トップ俳優の地位を揺るぎないものとしました。