東京消防庁の統計によると、家庭用小型電熱器具による火災やボヤ事故は年間を通して発生しており、その多くが「電源の切り忘れ」や「使用直後の余熱管理ミス」に起因しています。ヘアアイロンのプレートは電源オフ後も100℃以下に下がるまで約10分〜15分を要するため、朝の出発直前に冷まし切るのは現実的ではありません。
特に危険なのが、木製カウンターやプラスチックトレイ、バスタオルの上への仮置きです。化学繊維のタオルは熱で溶融してプレートに癒着する恐れがあり、最悪の場合は燻熱発熱から発火へ至ります。「少し冷めるまで待つ」という曖昧なルールを捨て、使い終わった瞬間に隔離できる耐熱シリコンマットや耐熱ホルダーを定位置に設けることが最大の防犯・防災対策です。