泥臭く次の塁を狙うプレースタイルの原点は、彼の学生時代にあります。羽月の経歴と出身校を振り返ると、名門・神村学園高等部(鹿児島)で培われた徹底的な走塁意識と勝負強さが際立ちます。
高校時代は甲子園の舞台も経験し、俊足巧打の内野手としてスカウトの目を引きつけました。2018年のプロ野球ドラフト会議において、広島東洋カープから7位指名を受けて入団。決して上位指名のエリート街道ではありませんでしたが、二軍での猛練習を経て2020年に一軍デビューを果たすと、プロ初安打・初打点を鮮烈に記録し、首脳陣に強い印象を植え付けました。
同期入団の選手たちと切磋琢磨しながら、持ち前の明るいキャラクターでベンチを鼓舞し、いつしかチームのムードメーカーとしても欠かせない存在へと成長を遂げました。