もち米と一口に言っても、全国の産地で開発されたブランド品種によって粘りやコシ、向いている料理が異なります。仕上がりの好みに応じて選ぶことで、料理の完成度は格段に向上します。
・こがねもち(新潟県など):「もち米の王様」と称され、豊かなコシと強い粘り、きめ細やかな舌触りが特徴。本格的なお餅や高級赤飯に最適。
・ヒメノモチ(岩手県・秋田県など):あっさりとした上品な甘みと切れの良い食感が魅力。白度が極めて高く、山菜おこわや中華ちまきにぴったり。
・ヒヨクモチ(九州地方など):炊き上がりの柔らかさが持続しやすく、冷めても硬くなりにくいため、お弁当やおにぎり向けとして重宝される銘柄。
余ってしまったもち米料理は、常温や冷蔵庫で放置するとデンプンの「老化」が進み、急速にパサついて硬化してしまいます。美味しく保つための保存方法は「炊きたて熱々の状態での急速冷凍」が唯一の正解です。1食分ずつラップに薄く平らに包み、粗熱が取れたらアルミトレイに乗せて冷凍庫へ入れます。解凍する際は自然解凍を避け、電子レンジで一気に加熱することで、炊きたてのもっちりとした弾力が完全に蘇ります。