Wordで行間が狭くならない理由とは?即効で詰めるプロの解決策

Wordで行間が狭くならない理由とは?即効で詰めるプロの解決策

Wordで行間が狭くならない理由とは?即効で詰めるプロの解決策に関するポイントを丁寧にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

なぜWordはユーザーの直感に反して行間を広げてしまうのでしょうか。その背景には、日本語版Wordが長年引き継いできた3つの基本設計が存在します。

① ページ設定の「行グリッド線」への強制吸着
日本語版Wordの初期設定には、原稿用紙のようにあらかじめ見えない「グリッド線(方眼のマス目)」が敷かれています。標準設定では1ページあたり36行から40行程度が配置されており、テキストはこのグリッド線に磁石のように吸着します。文字の高さがわずかでもグリッドの枠を超えると、Wordは自動的に「次のグリッド線」まで余白を飛ばすため、結果として2行分の巨大な空間が生まれます。

② フォント固有の余白(フォントメトリクス)
フォントには文字そのものの高さだけでなく、上下に「内部レディング」と呼ばれる予約領域が組み込まれています。特にメイリオやYu Gothicなどの一部フォントは、文字の上下余白が大きめに設計されているため、標準の10.5ptであってもグリッド線をまたぎやすく、行間が激しく広がる引き金となります。

③ 気づきにくい「段落後の間隔」の自動付与
改行キー(Enter)を押した際に空くスペースは、行間ではなく「段落前後の間隔」であるケースが多々あります。初期状態やテンプレートによっては、段落後に「0.5行」や「8pt」といった余白が自動設定されているため、行間をいくら1行に設定しても隙間が埋まりません。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。