物語の起点となるのは、医師の家庭に生まれながらも大学受験に3浪し、将来に絶望していた青年・小川彰(中島健人)の挫折です。ある夜、池袋の街で圧倒的な美しさを放つキャバクラ「ジュリエット」のNo.1キャスト・真木杏子(佐々木希)と偶然出会い、彼女に一目惚れした彰は、衝動的に夜の世界へ飛び込むことを決意します。
華麗なドレスとシャンパンの泡に彩られたフロアの裏側では、黒服同士の熾烈な出世争い、キャスト同士の嫉妬や派閥闘争が渦巻いていました。彰の教育係でありながら激しく衝突する先輩黒服・原田(山本裕典)、奔放な性格でトラブルメーカーながら彰に一途な想いを寄せる新人キャバ嬢・美樹(柏木由紀)、冷徹な判断力で街を牛耳るオーナー・神崎(要潤)、そして厳しくも温かく見守る店長・斉藤(竹中直人)など、濃密なキャラクターたちが彰を取り巻きます。
夜の街のルールに翻弄され、理不尽な暴力や裏切り、顧客からのクレーム処理に追われながらも、彰は持ち前の真面目さと誠実さを武器に、次第に黒服としての頭角を現していきます。単なる恋愛ドラマにとどまらず、「人と人との信頼関係をどう築くか」を描いた骨太なお仕事群像劇としての側面が、視聴者を強く惹きつけました。
主題歌にはSexy Zoneの代表曲「君にHITOMEBORE」が起用され、疾走感あふれるサウンドがドラマの緊迫感を演出。さらに挿入歌として中山優馬の「Get Up」が物語のターニングポイントをドラマチックに彩り、作品のスタイリッシュな世界観を決定づけました。