道内で最も広く愛されている「鶏肉と根菜の醤油すまし仕立て」は、出汁の取り方と餅の焼き方にこだわるだけで、家庭でも驚くほど奥深い料亭級の味わいに仕上がります。手軽に作れる王道レシピを解説します。
【材料(4人分)】
- 角餅:4〜8個(1人あたり1〜2個)
- 鶏もも肉:150g(一口大にカット)
- 大根:3cm分(いちょう切り)
- 人参:1/3本(半月切りまたは飾り切り)
- ごぼう:1/4本(ささがきにして水にさらす)
- 干し椎茸:2枚(水で戻して薄切り、戻し汁も使用)
- 鳴門巻き:適量(斜め薄切り)
- 三つ葉:適量
- 【出汁・調味料】
- 水+椎茸の戻し汁:計800ml
- だし昆布(日高昆布または羅臼昆布):10g
- 醤油(濃口):大さじ2
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 塩:小さじ1/2
【失敗しない調理手順】
- 極上出汁を引く:鍋に水、椎茸の戻し汁、昆布を入れて30分ほど置き、中火にかける。沸騰直前で昆布を取り出し、鶏もも肉を投入してアクを丁寧にすくい取る。
- 根菜を煮込む:大根、人参、ごぼう、椎茸を加え、中弱火で野菜が柔らかくなるまで10〜12分煮る。
- 味を調える:醤油、みりん、酒、塩を加え、弱火でひと煮立ちさせて味を馴染ませる。仕上げに鳴門巻きを加える。
- 角餅を香ばしく焼く:オーブントースターまたは魚焼きグリルで、表面にきつね色の焼き目がつき、中がふっくら膨らむまでじっくり焼き上げる(※香ばしさが汁の旨味を引き締める)。
- 美しく盛り付ける:温めたお椀に焼きたての角餅を入れ、具材と熱い汁を注ぎ、仕上げに三つ葉を添える。
※沿岸部風の「鮭いくら仕立て」にする場合は、鶏肉の代わりに塩鮭の切り身(ひと口大)を酒少々で下茹でしてから汁に加え、いくらは汁で煮込まず、お椀に盛った直後にトッピングするのが生臭さを防ぐ秘訣です。