Q1:『静夜思』の押韻をテストで問われたら、どの漢字を答えるべきですか?
A1:日本の教科書テキスト(唐詩選版)の場合、「光(こう)」「霜(そう)」「郷(きょう)」の3文字を答えるのが正解です。形式としては「下平声七陽韻」に属します。五言絶句では偶数句(第2句・第4句)で踏むのが原則ですが、本作は第1句の末尾でも踏む「初句入韻」の形式をとっています。
Q2:「床前看月光」と「床前明月光」のどちらを覚えるべきですか?
A2:日本の学校の定期テストや高校・大学入試対策としては、教科書に掲載されている「床前看月光(しょうぜん げっこうをみる)」を正確に覚えてください。中国語の検定試験や現地のテキストを学ぶ場合は「床前明月光(chuáng qián míng yuè guāng)」が標準となります。
Q3:なぜ李白は「詩仙」と呼ばれているのですか?杜甫との違いは何ですか?
A3:李白は奔放自在でスケールの大きな想像力と、天衣無縫な言葉遣いから「詩仙(詩の仙人)」と称されます。これに対し、同時代を生きた杜甫は社会の矛盾や民衆の苦しみを厳格な形式で重厚に詠んだため「詩聖(詩の聖人)」と呼ばれます。『静夜思』に見られる一瞬の感情を鮮やかに捉える筆致は、まさに詩仙李白の真骨頂です。