2010年に発表された「社内公用語の英語化」は、当時「奇策」あるいは「パフォーマンス」と嘲笑された。だが今、東京・二子玉川の楽天本社を歩けば、世界数十カ国から集まったエンジニアやプロダクトマネージャーが当たり前のように議論を交わしている。
生成AIの開発や宇宙通信ソフトウェアの構築において、国境を越えた人材獲得競争は熾烈を極める。創業時から世界市場を意識し、言語の壁を物理的に破壊した組織基盤があったからこそ、海外の最先端スタートアップや世界的テック企業との即座のディープな連携が可能になったのだ。