せっかく購入した花を少しでも長く愛でるためには、花屋のプロが現場で実践している「正しい水揚げと日々の管理」が欠かせません。特別な道具がなくても、以下の手順を踏むだけで花の寿命は劇的に変わります。
まず持ち帰った花は、清潔なハサミを使い水中で茎を斜めにカットする「水切り」を行います。水中で切ることで導管に空気が入るのを防ぎ、水の吸い上げをスムーズにします。また、水に浸かる部分の葉は腐敗やバクテリア繁殖の温床となるため、あらかじめ綺麗に取り除いておくことが鉄則です。
飾る場所の選定も重要です。直射日光とエアコンの風が直接当たる場所を避けるだけで、水分の蒸散と乾燥を防げます。水は毎日取り替えるのが理想ですが、市販の「切り花延命剤」を使用すれば、バクテリアの発生を抑えつつ糖分などの栄養を補給できるため、水替えの頻度を減らしながら開花を助けることができます。