総務省消防庁や林野庁が発表している最新の林野火災統計によると、国内で発生する山火事の原因内訳は極めて偏った傾向を示しています。「山火事 原因 ランキング」の実態を見ると、上位に並ぶのはすべて人間の行為に起因するものです。
発生原因の第1位は「たき火(約30%)」、次いで農作業等に伴う「火入れ・草焼き(約16%)」、そして「放火および放火の疑い(約8%)」、「タバコのポイ捨て(約4%)」と続きます。原因不明とされる事案の中にも人為的要因が多く含まれていると推測されており、これらを合わせると実質的に7割〜8割近くが人間の火の不始末によって引き起こされています。
「山奥で勝手に火が出た」のではなく、「山やその周辺に持ち込まれた火の管理を怠った」ことが大半の発端です。特に2月から5月にかけての行楽シーズンや農作業の開始時期には、里山付近での活動が増加するため、全国で火災発生件数が跳ね上がる傾向が顕著に見られます。