今大会の優勝候補筆頭としてまず名前が挙がるのは、完成度の高いアタックと堅守を誇る桐蔭学園ラグビー部です。前チームから主力を務めた司令塔や突破力のあるバックス陣が残り、新人戦でも高い戦術理解度と精度の高いキック戦術で関東を制圧しました。FWのセットピースも安定しており、大会連覇に向けて視界は極めて良好です。
対抗の筆頭は、圧倒的なフィジカルと展開力を武器にする東福岡高校ラグビー部。冬の雪辱に燃える「緑の軍団」は、今年の代もサイズのある強力なFW陣とスピードスター揃いのBK陣を擁しています。九州大会で見せた圧倒的な推進力は他校の脅威であり、春の頂点を奪還する準備は整っています。
しかし、今大会は「2強」だけにとどまりません。フィジカルバトルで互角以上に渡り合う佐賀工業や、展開力に磨きがかかる大阪桐蔭、粘り強いディフェンスが持ち味の報徳学園や京都成章も十分に優勝を狙えるポジションにつけています。秋から冬にかけて成熟していくチームが多い中、春の段階で規律と個のスキルをどこまで引き上げられているかが勝敗の境界線となります。