1984年6月、彼らはシングル『前略、道の上より』で鮮烈なレコードデビューを飾る。発売を手がけたのは徳間ジャパンコミュニケーションズ。当時の歌謡曲シーンの常識を覆す、和太鼓の力強いリズムと琉球テイストの旋律、そして男たちの雄叫びのような掛け声が融合した斬新すぎる楽曲だった。
テレビ露出の場としても大きな影響を与えたのがフジテレビの番組群だ。『夜のヒットスタジオ』や『オールナイトフジ』などで披露されたパフォーマンスは、お茶の間に強烈なインパクトを残した。一切の笑顔を見せず、汗を散らしながら真剣勝負で踊り狂う姿は、従来の昭和歌謡の枠組みを根底から揺るがす新しい音楽ジャンルの誕生を告げていた。