現在の病院環境を理解する上で外せないのが、新病院への建て替えの経緯です。旧病院は1975年の開院から40年以上が経過し、老朽化や耐震性不足、狭隘化が深刻な課題となっていました。災害拠点病院としての機能強化や、高度化する医療技術への適応を目指し、2018年12月に現在の新病院がグランドオープンを果たしました。
新病院の最大の特徴は、屋上ヘリポートと救命救急センター、放射線検査室、手術室、集中治療室が垂直動線で直結された点にあります。ドクターヘリで搬送された一刻を争う重症患者が、到着から数分以内に高度な画像診断や緊急手術を受けられる構造が確立されました。
現在、診療科と医師一覧には各学会の専門医・指導医が名を連ね、心臓血管外科、脳神経外科、がん治療チームなどが24時間体制でバックアップを行っています。地方都市でありながら国内トップクラスの急性期医療設備を備えている点は、地域住民にとって最大の安心材料といえます。