都内の大型スマートフォンリペア専門店に勤務する現場チーフエンジニアは、次のように取材に明かしています。「『朝起きたら充電できていなかった』と慌てて持ち込まれる端末の半分近くは、実は故障ではなくType-C内部の埃の圧縮固着です。細い強力LEDライトで照らすと、底面にジーンズのポケットゴミがフェルト状に押し固められており、コネクタの端子とピンが物理的に1ミリ未満の隙間で浮いている状態です」。
SNSやネット掲示板のコミュニティでも、「コネクタの穴を掃除機で吸ったら一瞬で直った」「別の高出力アダプターに変えたら普通に充電できた」という投稿が後を絶ちません。利用者が「急な故障」と認識する事象の多くは、日々の環境による微細な異物蓄積や、アクセサリの経年劣化が限界点に達した瞬間に顕在化しているのがリアルな実態です。