旅行者が不満を抱く最大の要因は、亜熱帯特有の突発的な悪天候にある。青い空と眩しい太陽をイメージして訪れたものの、スコールや長雨に見舞われ、ドライブ以外にやることがなくなってしまうパターンだ。また、大型のテーマパークや24時間営業のエンターテインメント施設を期待していると、都市部とのギャップに肩透かしを喰らう。「海を見終わったら、あとはホテルでNetflixを見るしかなかった」という声は、計画なしに訪れた旅行者の典型的な落とし穴だ。
TripAdvisorなどの大手口コミサイトのレビューを分析すると、不満の多くは島そのものの魅力不足ではなく、悪天候時のバックアッププラン不足や夜の行動選択肢の少なさに集中していることがわかる。リゾート観光業が急速に発展した一方で、天候に左右されないインドアアクティビティや夜間の観光資源の開発が追いついていなかった時期のイメージが、今も検索ワードとして残っているのだ。