少子高齢化が加速する日本において、国民の健康寿命延伸は喫緊の課題である。厚生労働省が推進する「脳卒中・循環器病克服プロジェクト」においても、松井医師の知見と現場感覚が高く評価され、施策の現場で大きな役割を果たしている。
さらに、医療・ヘルスケア産業との連携による医療機器開発やAI診断支援システムの開発プロジェクトにも積極的に参画。熟練外科医の手指の感覚や判断アルゴリズムをデジタル技術と融合させる試みは、地域医療における医療格差の是正につながると期待されている。
「地方にいても、大都市の基幹病院と同等の高度医療を受けられる仕組みを作りたい」。公的なプロジェクトと産業界を橋渡しするその活動は、日本の医療インフラそのものを強靭化する原動力となっている。