Q1:羽生結弦選手が北京オリンピックで挑戦した4回転アクセルは、正式に世界初認定されたのですか?
A1:はい、国際スケート連盟(ISU)公認の国際大会において、公式採点シート(プロトコル)に「4A」と記載されたのは史上初です。回転不足(アンダーローテーション)の判定を受けたため成功(加点対象)とはなりませんでしたが、4回転アクセルへの挑戦動作として世界で初めて公式認定されました。
Q2:平昌オリンピックのフリー『SEIMEI』で出した得点は歴代最高だったのですか?
A2:平昌五輪当時のスコアとしては、SPの111.68点、フリーの206.17点、合計317.85点は五輪歴代最高得点でした。自身の持つ世界最高得点(合計330.43点)には届かなかったものの、大怪我からの復帰初戦としては異例の驚異的なスコアでした。なお、平昌大会後に採点方式が「GOE±3」から「GOE±5」へ変更されたため、旧採点システムにおける五輪最高記録として永久保存されています。
Q3:なぜ羽生選手は北京五輪後にプロ転向を決断したのですか?引退ではないのですか?
A3:本人は「引退」という言葉を明確に否定し、「プロのアスリートとしてより理想を追求するためのスタート」と位置づけています。採点基準に制限される競技会の枠組みを離れ、4回転アクセルの完全成功や、より高度な芸術性と技術を融合させたアイスショーを自身でプロデュースするために決断しました。