1980年、寛仁親王殿下とのご結婚は「若き皇族の情熱的な恋」として世間を大いに沸かせた。8年越しの愛を実らせたエピソードは有名だが、結婚生活は決して平坦な道ばかりではなかった。度重なる寛仁さまの病魔との闘い、そして福祉活動への奔走。信子さまは常に夫の傍らに立ち、時には看護者として、時には最良の理解者として支え続けた。
時に意見が衝突し、夫婦間の葛藤が報じられたこともあった。しかし、それも互いに妥協を許さない強い個性がぶつかり合った結果と言える。波乱に満ちた年月を生き抜いてきた経験が、彼女の精神的なタフネスと人間としての深みをより一層強固なものにしたのだ。