ここ数年、紅白のステージを席巻していたK-POP勢にも異変が起きている。日本デビューを果たし、アリーナクラスのツアーを成功させたグループでさえ、今年は容赦なく落選の憂き目に遭った。視聴者からの「日本の歌番組なのに、なぜ外国のグループばかりなのか」という根強い批判に、NHKが一定の配慮を示した結果とも言える。
代わりに枠を勝ち取ったのは、地方のフェスから叩き上げで這い上がってきたドメスティックなロックバンドたちだ。グローバル展開を狙う音楽業界の潮流と、ドメスティックな温かみを求める視聴者の需要。そのせめぎ合いが、今回のラインナップに色濃く反映されている。