日本のボウリング界を長年牽引してきた日本プロボウリング協会(JPBA)の永世名球会会員・矢島純一プロは、力みに頼らない滑らかなフォームの重要性を力説する。同様に、PBA(全米プロボウラーズ協会)の伝説的殿堂入りプレーヤーであるパーカー・ボーン3世もまた、腕の振りを振り子の原理に委ねる「ナチュラルスイング」の美しさで世界中を魅了してきた。
彼らトッププロに共通する極意は、リリースにおける「完全なる脱力」だ。力で強引に回転をかけようとすると、指の抜けタイミングがずれ、ラインが不安定になる。全日本ボウリング協会(JBA)が推進するジュニア育成プログラムでも、まずはリラックスしたスイングから正確な回転軸を生み出す基本動作が重視されている。