2026年のMLBシーズンおよび国際大会における放送・配信は、かつてないほど多角化している。最大の要素は「無料(地上波・BS)」と「有料(ネット配信・CS)」の完全な役割分担だ。テレビ画面の大画面でじっくり楽しみたい層と、スマホやタブレットで移動中にチェックしたい層の双方が、それぞれの視聴スタイルを模索している。
特に今年は、春先のWBC中継からレギュラーシーズンの162試合まで、放映権のポートフォリオが大きくシャッフルされた。NHK BSがコアなファン向けの軸となりつつも、話題のカードや休日ゲームには民放地上波がスポットで参入する。一方で、全試合を生中継で追うにはデジタルプラットフォームの契約が事実上の必須条件となっている。