植物油は本当に体に悪いのか?危険視される理由と知られざるリスクの真相

植物油は本当に体に悪いのか?危険視される理由と知られざるリスクの真相

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話は20世紀半ばにさかのぼる。飽和脂肪酸とコレステロールが心臓病の主犯と目された時代、動物性脂質を減らし、代わりに植物由来の不飽和脂肪酸を摂ることが「心臓を守るための賢明な選択」とたたえられた。これが現在まで続く植物油隆盛の起点である。

しかし、半世紀以上の時を経て大規模なコホート研究の再解析が進むと、予期せぬ事実が浮かび上がってきた。精製植物油の消費量が爆発的に増加した現代において、慢性的な生活習慣病や自己免疫疾患、うつ病などの増加傾向に歯止めがかかっていないのだ。従来の「飽和脂肪酸悪玉論」に過度に偏重した栄養指針が、結果として精製植物油の過剰摂取という新たな健康問題を引き起こしたという指摘が、今や医学界の主流となりつつある。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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