トップイラストレーターとして活躍するさいとうなおき氏が解説する「視線誘導」や「全体のバランス補正」は、シンプルな図形イラストに命を吹き込む際にも絶大な効果を発揮します。ただ形を描いて終わらせるのではなく、仕上げに「プロの視点」をほんの少し加えるだけで、作品のクオリティが劇的に変わります。
最も効果的なのは「ハイライトの入れ方」と「主線の強弱」です。描いた目の上部にちょんと白い光を1点足すだけで、キャラクターに活き活きとした表情が宿ります。さらに、イラストレーション全体の外枠を少し太めのラインで引き締め、内側の模様や細部を細い線で描き分ける。たった1分の仕上げを行うだけで、画面全体に心地よいメリハリが生まれ、素人っぽさが一瞬で吹き飛びます。