フジテレビ月曜9時枠の歴史を振り返る上で欠かせないのが、社会現象として刻まれた名作群です。視聴者の記憶と記録の両面から圧倒的な支持を集めた上位作品は、今なお色あせない魅力を放っています。
月9ドラマ歴代名作ランキングの頂点に君臨するのは、2001年に放送された木村拓哉主演の『HERO』です。全話で世帯視聴率30%超えという前人未到の記録を打ち立て、型破りな検事・久利生公平の活躍は国民的ブームとなりました。これに続くのが、1996年放送の『ロングバケーション』や、トレンディドラマの金字塔となった1991年の『東京ラブストーリー』です。
名作の数々は、時代を彩る印象的なセリフを生み出してきました。月9歴代名セリフまとめとして真っ先に挙げられるのが、武田鉄矢が体を張って叫んだ『101回目のプロポーズ』の「僕は死にましぇん!」や、『東京ラブストーリー』で赤名リカ(鈴木保奈美)が放った「カンチ、セックスしよ!」という大胆なフレーズです。さらに『ロングバケーション』の「神様がくれたお休み」という人生観に寄り添う言葉など、当時の若者の生き方そのものに影響を与えました。