数学記述の「与式」は減点対象?正しい書き方と合否を分ける答案作法

数学記述の「与式」は減点対象?正しい書き方と合否を分ける答案作法

数学記述の「与式」は減点対象?正しい書き方と合否を分ける答案作法に関するポイントを丁寧にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。

記述解答において「与式」を使って良いケース、表現を変えるべきケース、絶対に使ってはいけないケースを一覧表で整理しました。

問題のタイプ危険な書き方(減点リスク)正しい書き方・標準的な表現採点官の判定・安全度値の計算・式の展開
(例:式の値を求めよ)(問題文なしでいきなり計算式のみ羅列)(与式)$= \dots = 15$
または「求める式を $A$ とおくと」【安全】単一の多項式の変形であれば減点される可能性は極めて低い。方程式・不等式
(例:$f(x) > 0$ を解け)与式 $= (x-1)(x-2) > 0$与式より、$(x-1)(x-2) > 0$
または「与えられた不等式より」【危険】「与式=」は明らかな記号の誤用として減点対象。等式・不等式の証明
(例:$A = B$ を示せ)与式 $= A - B = \dots = 0$(左辺)$-($右辺$)= \dots = 0$
「よって等式は成り立つ」【厳禁】証明すべき結論を前提にする循環論法とみなされる恐れあり。複数の条件式がある大問
(小問(1)(2)(3)の連動)(2)で「与式より」と書く各大問の条件に①、②と番号を振り「①より」「(1)の結果より」と明記【最善】指示対象が曖昧にならず、採点官にとって最もストレスのない答案。
前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。