医療機関選びにおいて陥りがちな罠が、「大きな病院に行けば安心」という無条件の大病院信仰です。制度改革が進んだ現在、紹介状を持たずに200床以上の地域医療支援病院等を受診した場合、診療費とは別に国が定めた選定療養費(初診時数千円〜1万円程度)が自己負担として加算されます。
また、大病院の救急外来や一般外来は重症患者の治療が最優先されるため、軽症・中等症の受診では数時間の待機を強いられることも珍しくありません。日常の初期診療(一次医療)は駅前の優秀なクリニックが担い、CT・MRIなどの高度画像診断や手術、入院が必要な場合に紹介状を通じて金沢文庫病院や周辺の総合病院へ繋ぐという「病診連携」のルートを踏むことが、結果として最も迅速かつ適切な治療を受ける近道となります。