支出の最大のシェアを占める家賃。東京23区内における単身向けマンション(1K〜1R・駅徒歩10分圏内)の平均相場は、現在8万〜9万円台後半にまで達している。築年数を妥協したり駅から15分以上離れたりしない限り、手取りの3分の1以内で住まいを見つけること自体が難易度の高いミッションとなった。
一方で、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド勤務が定着したことで、あえて都心を離れる動きも加速している。神奈川や埼玉の郊外、あるいは千葉のターミナル駅周辺であれば、同等のクオリティで6万円前後の物件が狙える。
福岡市や仙台市、札幌市などの地方中核都市に目を向ければ、5万円台で広めの1DKを確保することも不可能ではない。住む場所の選定こそが、毎月の固定支出を決定づける最大の分岐点だ。