熱気あふれる東京オートサロンの会場で、そのプロトタイプは突如として姿を現した。集まった報道陣やカスタマイズファンからは、一様に歓声が上がった。
これまで長年にわたり日よけという単一の機能を担ってきたサンバイザーが、まったく異なる次元のデバイスへと変貌を遂げている。極細フレームの中に有機ELパネルとセンサー群が凝縮され、デザイン美と実用性が極限まで突き詰められた。
会場を訪れたモータージャーナリストも「単なる装飾品ではなく、移動体験そのものを変革するコア技術だ」と感嘆の声を漏らしていた。展示ブースの周辺には連日長蛇の列ができ、注目の高さを物語っていた。