C&Kの現在と紅白の真相|圧倒的人気の秘密と解散説を徹底取材

C&Kの現在と紅白の真相|圧倒的人気の秘密と解散説を徹底取材

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C&Kの足跡において、語り継がれる壮絶なドラマの一つがNHK紅白歌合戦への挑戦です。彼らはインディーズ時代から「紅白歌合戦出場」を公約として掲げ、ファンとともに歩むスローガン「ROAD TO KOUHAKU」を展開してきました。紅白への切符を掴むため、ファン自らが署名活動に走り、各地のイベンターへ熱狂を伝播させていく運動は、既存のレコード会社の枠組みを超えた草の根のうねりでした。

シングル『Y』がスマッシュヒットを記録し、出場が確実視された2017年の秋、発表された出場者リストに彼らの名前はありませんでした。落選の報を受けた直後、メディア取材や公の場の前で見せた二人の表情には隠しきれない悔恨が滲んでいました。しかし、彼らは決して腐ることはありませんでした。「自分たちの届ける力がまだ足りなかっただけ。応援してくれたみんなを絶対に幸せにする」とファンへの感謝を真っ先に口にし、落選当日に紅白へのエールを込めた独自の企画を立ち上げるなど、潔く胸を張る姿勢を貫いたのです。

ここからさらに絆を深めたのが、C&Kのファンコミュニティである「四池さん(しいけさん)」です。四池さんたちの特徴は、単にアーティストを崇拝するのではなく「自分たちもC&Kのプロジェクトを共創するクルーである」という当事者意識を持っている点にあります。ライブ後の会場周辺で見られる自発的なゴミ拾いや、初参戦の参加者を温かく迎え入れる文化は、音楽業界内でも「もっともモラルの高いファン層」と評価されています。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。