ネット上の掲示板やレビューサイトで「ニジゲンノモリ ネットの反応と真相」を探ると、満足度の高い絶賛の声と同時に、強い不満を訴える投稿が目立ちます。編集部がこれらの低評価を詳細に分解・分析したところ、単なる接客や展示の良し悪しではなく、施設のビジネス構造と来場者の期待値との間に横たわる「2つの構造的ギャップ」が浮かび上がってきました。
第1の要因は、ニジゲンノモリが高いと言われる理由の核心である「アトラクション個別課金システム」です。一般的な大規模テーマパークのように「入場チケット(ワンデーパス)を購入すれば大半の乗り物やショーを終日楽しめる」というモデルではありません。兵庫県立淡路島公園自体は入場無料の県立公園であるため、ゲート自体に料金所はなく、各エリア(ドラゴンクエスト、ゴジラ、忍里など)ごとに個別の体験チケットを購入する仕組みを採用しています。大人1人あたりメインアトラクションを1つ体験するだけで3,000円〜4,000円台半ば、追加クエストや特別任務を含めると5,000円を超えます。親2人・子ども2人の4人家族が主要エリアを2〜3箇所巡ろうものなら、チケット代だけで容易に3万円から4万円を突破してしまいます。この「公立公園内の施設」という先入観と「アトラクションごとの高額課金」のギャップが、心理的な割高感を極限まで増幅させているのです。
第2の要因は、「移動の過酷さ」に起因する疲労感です。淡路島公園全体の敷地面積は約134.8ヘクタール(東京ドーム約28個分)という途方もない広さを誇り、自然の起伏をそのまま活かした山がちな地形となっています。後述するように、目当てのアトラクションから遠く離れた駐車場に車を停めてしまうと、急な坂道や階段を片道20分〜30分も歩く羽目になります。「小さな子どもを連れて炎天下や強風の中を歩かされ、アトラクションに辿り着く前に力尽きた」という体験が、「ひどい目に遭った」という悪評へと直結しているのが現場の紛れもない実情です。