一方、旅人が実際に訪れることができる波照間島は、沖縄本島からさらに南西約400kmに位置し、手つかずの豊かな自然と独自の島文化が色濃く息づく島です。2026年現在も高い人気を誇る主要スポットを紹介します。
1. 吸い込まれるような美しさを誇る「ニシ浜」
島の北側に位置する「ニシ浜(沖縄方言で北はニシ)」は、八重山諸島でも屈指の透明度を誇り、エメラルドグリーンからコバルトブルーへと変わるグラデーションは「ハテルマブルー」と称えられます。遠浅の白砂ビーチが広がり、ウミガメとの遭遇率も高い屈指のシュノーケリングポイントです。
2. 旅人の到達点「高那崎」と「日本最南端之碑」
島の南東端に広がる高那崎は、荒波が打ち寄せる琉球石灰岩の断崖絶壁です。その一角に佇むのが日本最南端之碑と、日本全国の石を集めて作られた「日本列島ここにはじまるの碑」です。見渡す限りの水平線を背に、最果ての地に到達した実感を噛みしめるスポットです。
3. 夜空を埋め尽くす星空と「南十字星」の観測
波照間島は日本国内で最も南十字星(サザンクロス)を好条件で観測できる場所として知られています。島内には星空観測タワーが設置されており、12月下旬から6月上旬にかけて、南の水平線すれすれに昇る南十字星を目視できます。人工的な明かりが極めて少ないため、夜には天の川が肉眼でくっきりと浮かび上がります。