稀代のメロディメーカーである織田哲郎氏の証言によると、この曲の原型は彼自身のストックの中でも特に明るくポップなテンポ感を持つメロディでした。当初はバラード調への変更も検討されたものの、最終的には疾走感あふれる8ビートのリズムが採用され、力強さと爽やかさが同居する唯一無二のサウンドが完成しました。
レコーディング現場での坂井泉水さんのストイックな姿勢も語り草となっています。サビの最後のフレーズやコーラスの重ね方について、納得がいくまで何十テイクも歌い直し、わずか1文字のニュアンスの違いに夜遅くまでこだわり抜きました。妥協を許さない制作陣の熱量と、坂井さんの澄み切ったボーカルが共鳴したことで、時代風化しないマスターピースが仕上がったのです。