日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌

日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌

日本の国獣はどの動物?公式指定がない意外な真相と象徴生物の全貌についての真相を徹底解説します。

「日本の国獣(国の動物)は一体なに?」という疑問を抱く方は少なくありません。アメリカのハクトウワシやイギリスのライオンのように、主権国家を代表する動物が日本にも存在するはずだと考えるのはごく自然な発想です。しかし結論から述べると、国獣 法律上の指定は過去にも現在にも一度も行われていません。

内閣法制局や環境省の所管法令を精査しても、「国獣」を直接定めた条文は見当たりません。1999年に公布・施行された「国旗及び国歌に関する法律(国旗国歌法)」によって、日章旗が国旗、君が代が国歌として法制化された前例はあるものの、動物や植物に関する国家的指定は法的な枠組みから外れたままとなっています。

同様の事例は植物にも見られます。一般に日本 国花 桜 菊と認識されていますが、皇室の紋章である十六八重表菊や、国民に広く親しまれている桜であっても、憲法や個別法で「国花」と明記されているわけではありません。つまり、日本を象徴する動物や植物は、国家権力が上意下達で制定したものではなく、民間や学会の活動、そして長い歴史の中で育まれた国民感情の総意として緩やかに共有されてきた経緯があります。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。