白山比咩神社の主祭神は、菊理媛尊(ククリヒメノミコト)です。日本神話において、黄泉の国で対立した伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の間に入り、見事に言葉を取り次いで和解させた「調停の女神」として知られています。
「くくる(括る)」という御名から、本来は強力な縁結びのご利益を誇る神様です。しかし、ネット上や参拝者の間では「白山比咩神社へ行くと大切な人と別れる」「縁切りの効果がある」という噂も絶えません。
この縁切り説の真相は、「真の良縁を結ぶために、不要となった悪縁を断ち切る作用」にあります。菊理媛尊は物事の調和を司る神であり、参拝者にとって未来の成長を阻む人間関係や腐れ縁、不健全な執着を放置しません。結果として、参拝直後に失恋や人間関係の破綻を経験する人が現れますが、それは次のステージへ進むための必要な浄化プロセスと受け止められています。