Q1:芝生の肥料は雨の日に撒いても大丈夫ですか?
A1:激しい雨や台風の前後の散布は絶対に避けてください。肥料粒が雨水で押し流されて低地へ溜まり、局所的な「肥料焼け」を引き起こす原因になります。散布は風のない曇りの日に行い、撒き終えた直後に散水ホースのシャワーで芝生の葉についた粒を完全に地面へ洗い落とすのが最も安全で効果的です。
Q2:春の芽吹きを早めるために2月〜3月に肥料を撒くのは効果的ですか?
A2:逆効果になるリスクが極めて高いです。2月〜3月の休眠期は芝生が根から肥料成分をほとんど吸収できません。この時期に散布された肥料は、春に先駆けて動き出す雑草(スズメノカタビラ等)の栄養源になるか、雨で地下に流亡してしまいます。高麗芝の場合は、新芽が均一に出揃い始める4月中旬以降まで待つのが鉄則です。
Q3:肥料焼けを起こして芝生が茶色くなってしまった場合の応急処置は?
A3:散布後数日以内で変色に気づいた場合は、直ちに大量の水道水を庭全体に注ぎ込んでください。土壌中の肥料濃度を限界まで薄め、地下深くへ洗い流すことが唯一の初期対応です。すでに根まで枯死して完全に乾いてしまった箇所は自然回復が難しいため、秋または翌春にその部分のターフをスコップで四角く切り取り、新しい芝苗を補植(張り替え)する必要があります。
Q4:液体肥料と粒状固形肥料はどちらを選ぶべきですか?
A4:メインの栄養補給には、1〜2ヶ月かけてじっくり効く「緩効性の粒状固形肥料」を選んでください。液体肥料は即効性があるものの持続期間が1週間〜10日程度と短いため、月ごとのベース肥料としては不向きです。固形肥料を基本としつつ、夏前の病気予防やイベント前に急いで緑を濃くしたい場合のブースターとして液体肥料を併用するのが理想的です。