自作の手間をかけずに安全に凍らせたい消費者に向けて、清涼飲料水業界も進化を続けている。スーパーやコンビニの冷凍コーナーに並ぶ冷凍専用ペットボトルは、一見すると普通のボトルと同じように見えるが、その構造には高度な設計思想が詰め込まれている。
サントリー食品インターナショナル株式会社をはじめとする大手飲料メーカーは、容器の側面に特殊なリブ(凹凸構造)を配置し、底面の肉厚を調整することで、内圧が変化しても破損しにくい耐冷凍性の高い設計を確立した。一般社団法人全国清涼飲料連合会も、通常仕様の容器をそのまま凍らせることへの危険性を啓発しつつ、用途に合った専用商品の利用や正しい冷凍手順の周知を積極的に呼びかけている。