繁華街としての顔も持つアメ横について、「夜間の治安は大丈夫か」「年末の混雑はどの程度か」という疑問を持つ読者は少なくありません。現場の安全管理体制と混雑データの実態を解説します。
治安の現状について、上野アメ横表通り商店街振興組合やアメ横商店街連合会は、所轄の上野消防署や警察、JR東日本都市開発と緊密に連携しています。道幅6メートルの公道において店舗の陳列が通行を妨げないよう「自主規制線」の厳格な巡回指導を行っているほか、定期的な合同消防訓練や防犯パトロールを実施しており、日中から夕方にかけての一般的な観光において過度な治安上の不安はありません。
ただし、夜遅い時間帯の周辺路地では強引な客引きや立ち止まりによるトラブルが報告されることもあるため、過度な夜間の深酒や暗い裏路地への立ち入りは避けるのが賢明です。
また、アメ横最大の風物詩である「年末の混雑」は、例年12月28日から31日にかけてピークを迎えます。期間中の人出は1日あたり約30万人〜50万人に達し、通常なら徒歩5分で抜けられる約500メートルの通りが、すり足で30分以上かかる超満員状態となります。
年末に買い出しを行う場合の鉄則は、混雑のピークとなる「11:00〜16:00」を避け、早朝8:00〜9:30頃、もしくは夕方以降の時間を狙うことです。また、混雑時はベビーカーや大型スーツケースの持ち込みが危険となるため、身軽な装備で訪れることが推奨されます。