38年前に発生した「ゴッドバレー事件」は、海軍中将モンキー・D・ガープと海賊王ゴール・D・ロジャーが手を組み、ロックス海賊団を壊滅させた伝説の戦いとして語り継がれてきました。しかし、物語が進むにつれてその表向きの記録には大きな偽装があることが浮き彫りになっています。
ゴッドバレーでは当時、天竜人たちによる非道な「先住民一掃大会」が開催されていました。そこに突如として現れたロックス海賊団の真の目的は、単なる略奪や天竜人への私怨にとどまらず、島に隠されていた「世界の重大な秘密」や「悪魔の実の最高峰」、さらには古代兵器に関わる遺産の強奪だったと考えられます。当時現場にいたフィガーランド・ガーリング聖率いる「神の騎士団」の介入も含め、あの島はまさに世界の覇権を巡る代理戦争の場と化していました。
ロックス海賊団壊滅の決定的な理由は、一枚岩ではなかった船員同士の不和に加え、世界政府側がロックスの野望を完全に断ち切るために放った破滅的な武力行使にあります。事件後、ゴッドバレー島そのものが地図から跡形もなく消し去られた事実は、ルルシア王国を消滅させた「マザーフレイム」や古代兵器に匹敵する、イム様直轄の巨大な力が関与していた可能性を強く示唆しています。