三郷市は近年、多様なバックグラウンドを持つ外国籍の住民が増加しているエリアでもある。学校の教室を見渡せば、さまざまなルーツを持つ子どもたちが机を並べている。言葉や文化の壁をどう乗り越えるか。それは教育現場にとって避けて通れない課題だ。
ここでは、多言語対応の翻訳ツールを日常的に活用しつつ、お互いの文化を紹介し合う「カルチャー・シェアリング」の時間を定期的に設けている。違いを排除するのではなく、互いの個性をリソースとして捉え直す。子どもたちの柔軟な適応力は、大人が想像する以上に早く、互いの違いをごく自然に受け入れている。