壹眞珈琲店晴海通り店の全貌|ビートたけしの絵画と珈琲が紡ぐ極上空間

壹眞珈琲店晴海通り店の全貌|ビートたけしの絵画と珈琲が紡ぐ極上空間

壹眞珈琲店晴海通り店の全貌|ビートたけしの絵画と珈琲が紡ぐ極上空間にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

扉を開けた瞬間に広がるのは、銀座の街並みを眼下に見下ろしながらも、昭和の洋館に迷い込んだかのような陰影のある琥珀色の世界です。壹眞珈琲店 晴海通り店を特徴づける最大の要素の一つが、壁面を彩る数々の前衛的なアート作品。これらはすべて、世界の映画界でも称賛を浴びるビートたけし(北野武)氏の手による直筆絵画です。

店主とたけし氏との間に古くから結ばれた深い親交と信頼関係によって、これらの貴重な原画が惜しげもなく店内に展示されるようになりました。美術館のガラス越しではなく、珈琲を傾けながら間近で鑑賞できるこの贅沢さは、全国の喫茶愛好家やアートファン垂涎の的となっています。鮮やかな原色と独特のユーモア、どこか哀愁を漂わせる筆致は、シックな木製カウンターや革張りソファーと不思議な調和を見せています。

さらに訪れる客の目を奪うのが、バックバーに整然と並べられた圧巻のアンティークカップコレクションです。ドイツの名窯マイセン(Meissen)をはじめ、ロイヤルコペンハーゲンやヘレンドなど、世界最高峰の陶磁器がずらりと並びます。注文が入ると、マスターがその日の客の雰囲気や佇まいに合わせて「この人にはこの一客」と直感で見立て、選び抜かれたカップに淹れたての珈琲を静かに注ぎ入れます。自分だけのために選ばれた名陶で珈琲を口に運ぶひとときは、日常のストレスを一瞬で忘れさせる特別な儀式といえます。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。