柔軟剤を手放し、洗濯洗剤のみメリットを実感している家庭では、具体的にどのような変化が起きているのでしょうか。柔軟剤いらない理由として挙げられる代表的な4つの利点を整理します。
第一に挙げられるのが「タオルの吸水性と通気性の劇的な向上」です。お風呂上がりに水分を弾くような不快感が消え、肌に当てるだけでスッと水滴を吸い取る本来の機能が蘇ります。特にスポーツウェアや吸水速乾インナーなどは、柔軟剤を使わないことで機能性が格段に長持ちします。
第二は「肌トラブルの予防とアトピー・敏感肌への好影響」です。柔軟剤の界面活性剤や香料成分は、すすぎの後もあえて衣類に残留するように設計されています。これが汗と混ざり合うことで皮膚に刺激を与え、かゆみや湿疹の原因になるケースが少なくありません。皮膚科領域でも柔軟剤使わない肌荒れ改善の効果は広く認知されており、赤ちゃんの衣類や肌がデリケートな方の衣類は洗剤のみで洗う指導が一般的です。
第三は「家計の節約と洗濯槽の清潔維持」です。ハウスケアラボ等の家計実態調査データによると、柔軟剤の購入をやめるだけで年間3,000円〜5,000円以上の節約につながったという報告が多数挙がっています。さらに、柔軟剤の油分は洗濯槽の裏側にこびりつき、黒カビの温床になりやすい性質があります。柔軟剤をやめることで洗濯槽クリーナーを使用する頻度を減らせる点も見逃せません。
第四に「香害(化学物質過敏症)リスクの低減」です。近年社会問題化している人工香料による体調不良リスクを自分自身だけでなく周囲に対しても防ぐことができます。