残量が多いマニキュアやドロドロに固まってしまったボトルを安全に空にするには、適切な道具の準備と手順を守ることが欠かせません。室内に揮発ガスが充満しないよう、必ず窓を2箇所以上開けるか換気扇を回した状態で作業を進めてください。
1. まだ液状のマニキュアを処分する基本手順
液状で残っている場合は、身近にある廃材を活用して可燃ゴミ化するのが最も手軽で確実な方法です。
用意するものは、牛乳パック(または小さめのポリ袋)、新聞紙(またはキッチンペーパー・古布)、輪ゴムや粘着テープです。牛乳パックの内側に丸めた新聞紙を詰め、そこにボトルの口を下に向けてマニキュアを染み込ませていきます。数滴垂らすのではなく、底に溜まった液体がしっかり紙に吸着するのを待ちます。染み込ませた後は臭いが漏れないようパックの口を密閉し、自治体の指定に従って燃えるゴミとして排出します。
2. カチカチに固まったマニキュアの取り出し裏ワザ
完全に固化して中身が出てこない状態のボトルは、無理にほじくり出そうとすると瓶が割れる恐れがあります。この場合は以下の2つのアプローチが有効です。
一つ目は、除光液または市販のうすめ液(ネイルソルベント)を数滴〜十数滴注ぎ、フタを閉めてしばらく放置する方法です。固まった樹脂が再び溶剤によって軟化・液状化するため、前述の新聞紙に吸わせる手順へと移行できます。二つ目は、完全に石のように固まっていて溶けない場合、ボトルごと自治体の「中身入り不燃ゴミ」や「危険ゴミ」の規定を確認して処理する方法です。多くの地域では中身を空にすることが原則ですが、どうしても除去できない場合の個別回収ルールを設けている自治体も存在します。