あの衝撃の生放送降板劇から10年。2026年の現在、「さんちゃん」こと三中元克は一体どこで何をしているのか。追跡取材によって明らかになったのは、テレビの表舞台から姿を消しながらも、泥臭く表現の場にしがみつき続ける一人の泥臭いエンターテイナーの姿だった。
現在、彼は小劇場の舞台や地方のイベント、そして自身のYouTube channelやWeb配信プラットフォームを拠点に活動を展開している。当時の暴走キャラやプライドはすっかり影を潜め、現在の彼は「めちゃイケでの失敗談」や「降板劇の裏側」を包み隠さずネタにする客観性を身につけていた。
「あの頃は自分の置かれている状況のありがたさに気づけていなかった。追放されたからこそ、お笑いの本当の厳しさと楽しさが分かった」と、取材関係者に語る彼の表情に当時の青臭さはない。また、過去の『めちゃ×2イケてるッ!』の名作回がFOD(フジテレビオンデマンド)などの配信サービスで再評価される中、若い世代の視聴者が「さんちゃんの回が一番ハラハラして面白かった」と再発見する動きも広がっている。かつてのトラウマを乗り越え、彼は自身の過去と真正面から向き合っているのだ。