SNSや乗換案内アプリのレビュー欄を定点観測すると、東京駅と幕張メッセ間を行き来するユーザーから毎年共通の悲鳴が上がっています。特に地方から訪れる遠征組が直面するトラブルの筆頭が「京葉線地下ホームの隔離状態」です。
「新幹線を降りてから『京葉線』の看板を追っていたら、歩道橋のような通路や動く歩道を3回も乗り継ぐ羽目になり、電車を2本見送った」「乗り換え標準時間7分と表示されていたが、大荷物を引いて歩いたら改札からホームまで16分かかった」といった現場の声は、決して大げさではありません。東京駅の京葉線ホームは、他の在来線や新幹線が密集する丸の内・八重洲地区の直下ではなく、南へ数百メートル離れた「鍛冶橋通り」の地下深くに建設されているためです。
現地調査班の足取り計測でも、新幹線八重洲南口改札から京葉線ホームの先頭車両付近に到達するまで、通常の歩行速度で約12分〜14分、混雑する週末の朝時間帯では約18分を要しました。この物理的距離を頭に入れずにスケジュールを組むと、現場到着前に体力を消耗し尽くす事態に陥ります。