火災発生から現在に至るまで、厚木市下荻野の現地周辺は大きく様変わりしました。延焼によって鉄骨が激しく変形した立体駐車場および店舗本館は、安全確保と行政指導のもとで段階的な解体工事が進められ、現在は広大な更地が広がる状態となっています。
近隣住民や業界関係者の間では「マルハンが最新設備を備えて旗艦店として建て直すのではないか」という営業再開の噂が幾度となく囁かれました。しかし、運営元である株式会社マルハンの公式アナウンスや厚木市への届出状況を確認する限り、同地でのパチンコホール再建計画は具体化していません。近年のパチンコ業界におけるスマート遊技機(スマスロ・スマパチ)への移行コストや、建築資材・人件費の高騰が重なり、新築投資のハードルが極めて高くなっていることが背景にあります。
広大なマルハン厚木北の跡地は、国道412号線に面したロードサイドの好立地であるため、物流倉庫、大型ディスカウントストア、あるいは医療・福祉施設といった異業種による再開発用地としての需要が極めて高く、今後の利活用に向けた調整が水面下で進められています。