メッシュベルトやデザイン上の理由でカットできない場合、あるいはバックル側を外せない構造のときは、「穴を増設する」というアプローチになります。しかし、キリや釘を使った無理な穴あけは革を傷める原因になります。
きれいに穴を開けたい場合、最も手軽でおすすめなのが100円ショップ(ダイソー・セリア等)の工具コーナーで手に入る「穴あけポンチ(スクリューポンチ)」です。穴の直径は一般的なベルト穴である3.5mm〜4.0mmを選びましょう。
穴あけの手順は次の通りです。
1. 既存の穴の間隔(通常は約2.5cmピッチ)を定規で正確に測り、追加したい位置にペンで小さく印をつける。
2. 机が傷つかないよう、厚みのあるカッターマットやかまぼこ板などの木の板を下に敷く。
3. ベルトに対して穴あけポンチを垂直に当て、上から金づち(ハンマー)で2〜3回しっかりと叩く。
もし専用ポンチがない場合の代用として「キリ」や「千枚通し」を使う方法もありますが、これらは革を押し広げるだけで革屑をくり抜けないため、使っているうちに穴が裂けたり広がったりしてしまいます。長く愛用したいベルトなら、数百円で買える専用ポンチを使用するのが賢明です。