朝6時半。まだ冷気が残る駐車場に、建築業者の軽トラックが次々と滑り込んでくる。プロ向けの資材売り場には、現場の声をダイレクトに反映した専門工具や最新の建材がずらりと並ぶ。スタッフの多くは現場経験を持つ元職人や専門知識を持った経験者であり、プロが求めるマニアックな質問にも即座に回答できるスペックを誇る。
面白いのは、このプロ向けエリアと一般消費者向けエリアの境界線が緩やかにつながっている点だ。職人が実際に使用するプロ仕様の道具を手にとって試せる体感型コーナーや、地元産の木材を活用したDIYスペースが設けられている。都市部からの移住者が増える中、セルフリノベーションを楽しむ若者世代とベテラン職人が自然と会話を交わす光景は、この店舗ならではの光景と言える。